ASP Jpanより支援活動 

先日ハンティントンビーチで行われた
WQSのUS OPENの試合会場で、
日本よりサーフカメラマンの神尾君を筆頭に
震災の起きた福島県相馬市で生まれ育ったプロ・サーファーの山田祥充(よしみつ)君、
そして菅原修君、高倉直久君たちで
震災・復興支援活動を行いました。

ブースに寄ってくださった皆様、ありがとうございます
そして、募金をしてくださった皆様
ありがとうございました


原発4キロ以内で生まれ育った彼らは、
その土地に帰ることが出来ません。
地元の海に入ることも、出来ない状態です。

US Openにて支援活動



以下、神尾君からのメッセージです。
被災しているサーファー、サーフィン産業には一円たりとも
政府か​ら義援金、保証金はでませんし、
海岸清掃すら予算もなく、後回し​で自分達でするしかありません。
行政はサーファーを助けてく​れないのです。
どうでしょう?サーファー同士が助け合ってみませんか?
そして震災後に起きた原発事故は、
今となっては世界レベルの問題​に発展してしまいました。
私個人は世界中の海、自然、地球を愛す​る方々に申し訳ない気持ちで、
胸が張り裂けそうです。
一緒に活動する彼らは原発から4キロで生まれ育ち、
あの事故後、強制避難区域​のため故郷に帰れません、
おそらく、今後も故郷に帰る事が出来な​いと思われます。
そんな​現実をいきなり突きつけられたサーファー(仲間)を僕は​放っておけません。
今回は無理を言って、いっしょに立ち​上がってもらう事になりました。

BOND OF THE SURFERS ・・・とは?
2011年3月11日後に、私、サーフィンフォトグラフ​ァーの神尾光輝が、
被災しているサーファー(仲間)をサ​ポートし続けて生きて行くアイコン(ブランド)です。
理由の一つとして、この震災を忘れない、風化させない、​という意味があります。
もう一つは、結果的に日本の政府、行政はサーファーを助​けてくれない現実があります。
どんなに募金が集まっても​、
サーファー、サーフィン産業には一円も行き渡らないの​が現実です。
なので、同じ仲間同士のサーファーが助け合う・・・と言​う事になります。
その意味合いとして、この長期に渡る復興に向けて、
「心​のサポート」としての存在価値を見出したいと思っていま​す。
そして、あらゆる方法で募金活動をして、
被災している各​エリアに、HAND TO HAND で義援金を渡せる努力をして行きます。
共感して頂けるサ​ーファーを心からお待ちしています。宜しくお願いします​。

Bond of the Surfers


彼らが作成したサーフ・ビデオ(DVD)を、1枚$10で販売しています。
売り上げ金は、すべて被災地へ送られます。
募金に関しても、全額被災地へ送られます。

どうぞ皆様、ご協力願います。

今年のサーフィン大会(10月9日 日曜日)にて
引き続き支援活動を行いますので、
宜しくお願いいたします。